2010年03月22日
アレンジャー
『クインシー・ジョーンズ』の、アレンジは、
ソロプレイヤーを、浮き立たせながら、
アンサンブルの響きを、華麗にあやつります。
当初、ジャズ・アレンジは、
ジャズと西洋音楽の出会いがもたらした、
一つの成果でした。
アレンジャーは、ジャズを、
楽しい音楽として人々に橋渡して、
ジャズの美を更に高めることに貢献してきました。
そして、アレンジは今や、
ジャズ自身を超えていこうとしています。
今日、クインシーの才能が、
ジャズにとどまるものではなくなってきているのは、明らかで、
今やほぼすべてのブラック・ミュージックを、
プロデュースする位置を、占めています。