2008年09月29日

トランペッター



ウエスト・コースト・ジャズを彩る、

『チェット・ベイカー』の、

トランペットの音色の美しさと、

中性的な歌声は、『天使』とも評されています。


ふくよかなベルベット・トーン、

それに音域が、中低音中心で、

漂う甘美な叙情性、これらが、

『チェット・ベイカー』らしさのようです。


また、チェットのヴォーカルとしての歌声は、

中性的ともいわれ、よく聴けば、

彼のトランペットの奏法と、

同じような歌唱法のようです。
  


Posted by たーさん  at 00:21Comments(0)趣味

2008年09月22日

1億本突破




この商品は、ビールではありません。

リキュール(発泡性)①という商品です。

その名のとおり、『麦とホップ』だけのうまさです。


飲んでみると、この新ジャンルにも、

ビールと間違えるほどの味をという、

思いから生まれた『麦とホップ』という商品。


本当にビールと間違えるほどの

うまさだという評判を呼び、

缶350ml換算 2008年6月4日発売以来、

発売から3ヶ月で、早くも1億本を突破したという。


うまさの秘密は、素材と製法。

協働契約栽培での良質で、

安心な麦原料(麦芽・大麦)と、

ホップだけを使用した『長期熟成製法』で、

じっくりと素材本来のうまさを、

引き出したという商品です。


食の安全・安心が、問われる現在、

消費者として、注力していきたいと思います。



  


Posted by たーさん  at 00:14Comments(2)雑学

2008年09月16日

モダン・ジャズ・ピアノ





モダン・ジャズ・ピアノの創始者で、

ジャズ・ピアノの新境地を開拓したのは、

天才 『バド・パウエル』です。


『神がかり』とも評される、

高速で疾走する演奏は、

限りない曲想を表現する、

魂の芸術です。


最近の日本のジャズの隆盛を、

支えているのが、

『ピアノ・トリオ』の人気だといわれます。


これらはほとんどが、

ピアノ、ベース、ドラムスの3者の

フォーマットで成り立っています。


このフォーマットのトリオは、

それほど古い歴史があるのではなくて、

一般には、バド・パウエルのトリオが、

その起源とされています。


それ以前は、ドラムスの替わりに、

ギターが、加わっていた初期の、

ピアノ・トリオの時代がありました。


バド・パウエルのあと、トリオの変革があり、

ここで最も、私が気に入っている、

『ビル・エヴァンス・トリオ』が登場してきます。


それまでのトリオは、ややもすれば、

ピアノが主役、その他は伴奏という形に、

なりがちでした。


彼らはそれを排して、トリオの3者の間で、

主従関係をとらず、互いに対等の立場で、

その一瞬一瞬の音を聴き反応する、

インタープレイ(相互に触発する演奏)を、

重視する演奏方式をとり、

これが、主流となって、

人気を集めてきているようです。











  


Posted by たーさん  at 00:19Comments(0)趣味

2008年09月08日

ザ・プレミアム



発泡酒や新ジャンルに押され、

低調な本格ビールの中で、

このビールの人気は衰えを知らないらしい。


06年に、ロック歌手の永ちゃんが、

CMに登場してから一躍、人気商品になったが、

じつは、発売開始は、89年と古い商品である。


当初は、缶デザインも今より地味なイメージだったが、

03年に今の商品名とパッケージに替えて、

ゆとり層へのアピールを始めた。


今年は、新たに『若いユーザーへのメッセンジャー』として、

女優の竹内〇子をCMに登場させ、

楽しそうに贈り物を選ぶ姿などが、

女性に人気で、プレミアム菓子などと並び、

ギフト市場での人気商品となった。


実勢価格:249円、

販売数量:629万箱(08年上期から7月分までの集計)

分類:ビール


最近は、アルコールを飲んでいないが、

実際、飲んでみると、重量感があって、

本来の、ビールの味(?)がする気がした。


酒量が減少傾向の20代、30代の男女にも、

『一杯だけ飲むならいいものを』と

広がりをみせている商品である。






  


Posted by たーさん  at 00:47Comments(0)雑学

2008年09月01日

ウエスト・コースト・ジャズ



『ウエスト・コースト・ジャズ』を彩った、

アート・ペッパーのアルト・サックスの粋なセンスは、

明るさと哀愁とを、同時に感じさせるメロディを、

華麗にあふれ出させます。


このアルバムの中に入っている、

『You'd Be So Nice to Come Home to』は、

古くからのジャズファンの頭の中に、

すっかり染みこんでいる名演奏です。


当時、さまざまな産業の勃興によって、

活況に沸く、『ウエスト・コースト』

ジャズメンの活躍の舞台は広がり、

優れた才能が集まった。


なかでも、二つのライブ・ハウスが中心となって、

新しいジャズ『ウエスト・コースト・ジャズ』の、

名演奏が繰り広げられていった。


一つは、名ドラマー、シェリー・マンが、

ハリウッドに開店した『シェリーズ・マン・ホール』

もう一つは、ハーモサ・ビーチにオープンした、

『ライト・ハウス』(灯台)であった。


『ウエスト・コースト』という言葉に漂う、

ジャズの明るい青春時代の晴れ舞台である、

『ライト・ハウス』は今でも、開店当時と同じ場所で、

ジャズ・クラブとして営業しているというので、

行ってみたいものです。



















  


Posted by たーさん  at 01:36Comments(0)趣味