2013年09月16日
ジャズの帝王
MILES・DAVIS(マイルス・デイヴィス)は、
1940年代末に登場して、様々なスタイルを、
創造した革新的な音楽家であり、
同時にジャズ界最大のカリスマでもあります。
40年代半ば、それまでダンス音楽として、
流行していたスウィングに変わり、
即興演奏に比重を置いたジャズが生まれました。
これがモダン・ジャズの源流とされるビ・バップです。
以降、繊細で抑制された演奏が特徴のクール・ジャズ、
和音進行に替わり、ミュージック・モードを導入することで、
従来よりも自由な即興演奏が可能になったモード・ジャズ、
ロックやファンクの影響のもと、16ビートを取り入れたフュージョン等と、
これらのスタイルの大半を創造したのが、マイルス・デイヴィスであり、
彼の足跡は、そのままジャズの歴史そのものと言えるでしよう。