2010年02月15日
ジャズ・ジャイアンツ

『ディジー・ガレスビー』は、
モダン・ジャズの起点となった、
ビ・バップの推進役として、
チャーリー・パーカーと並び、
不朽の名をジャズ史上に刻んだ、
『ジャズ・ジャイアンツ』でした。
45度上向きラッパのトランペットを、
頬を膨らませながら吹くスタイルは、
『ディジー・ガレスビー』の、
トレードマークでした。
偶然にラッパの部分が曲がってしまった、
トランペットで演奏すると、
変わった音だったが、
普通のトランペットのぎらついた音ではなく、
すごくソフトなので気に入り、
翌日修理してまっすぐに戻したあとで、
あの音も悪くはなかったと思い直し、
契約していた楽器会社に製作を依頼して、
バンドのトランペット奏者全員に、
45度上向きの曲がった楽器が支給され、
演奏されるようになりました。